「変なホテル」をご存知ですか?
名前からして変なホテルですが、実際はどんなホテルなのか泊まってみましたのでご紹介します。
変なホテルは旅行会社のHISが運営しており、最初は2015年に長崎ハウステンボスからスタートしました。今では東京、北陸、関西、九州に18ヶ所あります。
今回私は東京浜松町の変なホテルに宿泊しました。
浜松町の変なホテルはJR浜松町駅から徒歩5分、都営地下鉄大門駅から2分と交通アクセスは大変便利な立地です。
周辺は居酒屋や会社があり、訪れた日曜日の夜は非常にひっそりした雰囲気でした。
東京タワーが近くです。
変なホテルの特徴は基本、フロントに人間のスタッフが居らず、ホテルスタッフの格好をしたAIのロボットや場所によってはAIの恐竜ロボットが出迎えてくれます。
チェックインは15時からです。
ロボットはかなりリアルに作られており、首や口が動いて音声も出るので、そのことを知らずに行くと少々驚くと思います。
当然チェックインをする必要があるので、名前や連絡先等を知らせるのですがAIロボットに話しかけてもさすがに理解してくれません。
従って、ロボットの前にあるタッチパネルに名前や連絡先を入力していきます。私はLINEトラベルからBooking.comで予約したので、決済はWebで行いましたが、現地払いの場合はこの機械で決済できるようです。
無人と言えどもさすがに何か困った事があった時にはきちんとスタッフが常駐されているので、助けてくれます。
客室は14階まであり、シングルからセミダブル、ツインとそれぞれ部屋はそろっているようです。私は8階のシングルルームに宿泊しました。
部屋は1人用で部屋のほとんどがベッドで占められています。本当に寝るだけの部屋といった感じです。
そんな中でも部屋には寝巻きやポット、セーフティボックス、スリッパ、冷蔵庫と一通りの設備は整っています。
中でも目を引いたのが、LGstylerが設置されていました。ここに次の日に着るシャツやパンツを掛けてセットしておけば消臭やシワ取りを行ってくれます。
仕事でスーツで訪れた方もこういったものがあると安心ですね。
実際にパンツを左のハンガーに掛けて裾をプレスするようにはさんでおきました。翌日見ると少し筋目が付いたようになりました。
洗面周りのアメニティは歯ブラシ、かみそり。バスルームにはシャンプー、リンス、ボディーソープと最低限の物は揃っています。
1階フロントには綿棒やヘアーブラシ等が自由に取れるようにおいてあります。
部屋の電源はテレビボードに1ヶ所、ベッド横に1ヶ所電気プラブとUSBポートがあります。就寝中も手元で充電ができます。
部屋にはもちろんWi-Fiが通っています。
TVにはクロームキャストの機能もあり、Wi-Fiに接続すれば手元のスマートフォンやタブレットで見るYouTubeをTVに映し出すことが可能です。狭い部屋で大きいTVでYouTubeを見るのも臨場感がありますよ。
館内設備はランドリーと飲み物自販機、アイスサーバーがあります。
1階にはアイリッシュバーがあり、夜は宿泊者や近隣から訪れる方、特に欧米系の外国人の方が多かったです。
朝はビュッフェとして事前予約で1,300円から和洋食が頂けます。
出かける際にはフロントに靴磨きやエチケットブラシ等の小物が用意されており、細かいところまで行き届いた感じがあります。
チェックアウトは11時までで、部屋のカードキーをフロントの機械に差し込んで特段決済することが無ければ、それでチェックアウト完了です。
浜松町の変なホテルは浜松町駅や大門駅から徒歩数分と非常に立地が良く、羽田空港へも浜松町駅からモノレールでダイレクトにアクセスできます。
よくあるビジネスホテルよりは若干狭いですが、昼間は仕事や観光に出かけて、夜寝るだけに使うのであれば十分かと思います。
周辺にも居酒屋中心ですが食事をするところはありますし、東京駅や有楽町駅、品川駅までも2~3駅ですので少し足を延ばしてみるのもいいかと思います。
東京を訪れて安く泊まりたい時にはぜひ利用してみてはどうでしょうか?
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