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最大旅費の半分が補助されるGo To Travelキャンペーンの枠組みが決定‼️どんな仕組⁉️

新型コロナウィルスの影響で人の移動が制限されて、普段の生活にも支障が出て約4ヶ月。旅行、観光業界にも大打撃が及んでいます。

そんな状況を打破したい政府の思惑から、今回Go To キャンペーン事業の一つとして「Go To Travelキャンペーン」が2020年7月22日からスタートすることが決まりました。

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milede-mile撮影

 

感染が収まっていないこの状況で旅行を推し進めるとは...、という声はあるでしょうが、一旦それは置いておいて、今回はその「Go To Travelキャンペーン」の概要をご紹介します。

国土交通省による概要→https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001351403.pdf

 

Go To Travelキャンペーンってどんなの?

このキャンペーンは夏休みを前に観光需要が増えない状況を鑑みて、国土交通省観光庁が国内旅行推進策として発表したものです。

 

キャンペーンの概要
1、2020年7月22日に開始する宿泊、日帰りの国内旅行が対象。(海外旅行は対象外)

2、旅行代理店の窓口申込、Web申込または、宿泊施設への直接申込分が対象。

3、旅行代金の1/2相当額が支援されます。(宿泊旅行は1人上限20,000円、日帰り旅行は1人上限10,000円)

支援額(50%)のうち70%は旅行代金の補助(50%×70%=35%)、30%は旅行先でお土産品購入などで使える地域共通クーポン(50%×30%=15%)として付与されます。

4、期間中の利用回数の制限はありません。

 

1、7月22日以降に開始する国内旅行が対象
キャンペーンの対象となる旅行は2020年7月22日以降に開始する国内旅行が対象です。既に予約済みのものでも7月22日以降の旅行であればキャンペーン対象です。

 

予約サイトや旅行会社窓口で割引料金が表示されるのは、7月27日以降準備が整った業者からのようで、しばらくは一旦本来の料金を支払って、事後の申請により旅費の還付を受けることになります。

 

また地域共通クーポンは偽造防止などの準備が整っていないことから9月以降分からの付与になるので、それまでは旅費の35%分の補助を受けるのみになります。

 

2、旅行代理店申込や宿泊施設への直接申込分にのみ適用
キャンペーンの対象となるのは、

・旅行代理店のWebや窓口へ申込みした宿泊施設のみまたは宿泊施設と交通機関(鉄道や飛行機、旅客船など)がセットとなった商品。

・宿泊施設へ直接申込みした宿泊プラン。

・クルーズ船や夜行列車、夜行フェリーといった宿泊と見なされる交通費。

・宿泊と移動がパッケージ商品となった団体旅行。(修学旅行や社員旅行など)

・日帰り旅行で往復の交通費と旅行先での観光や食事がセットとなったプラン。

 

※宿泊は宿泊施設へ直接予約して、交通機関は鉄道会社や航空会社へ個人手配したもの(バラバラに手配したもの)は宿泊費のみが補助の対象となり交通費は対象外です。

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国土交通省観光庁HPより引用

 

3、旅行代金の1/2が補助されるが、上限額がある
キャンペーンでは1人あたりの旅行代金の50%の補助を受けることができますが、そのうちの70%(旅行代金の35%)が割引され、30%(旅行代金の15%)が旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。

また、補助の額には上限額が設けられていて宿泊を伴う旅行では1泊あたり1人2万円、日帰り旅行では1人あたり1万円が上限です。

 

※地域共通クーポンの付与は準備が整う9月以降となるようで、しばらくは35%の割引のみが適用されます。 

 

具体的な事例で、どの程度補助が受けられるか見ていきます。(どのケースもキャンペーン対象の旅行とします)

 

ケース1 : 1泊1人2万円の旅行にいく場合
本来の1人あたりの旅費は2万円

→キャンペーン適用後(旅費の50%、宿泊旅行の場合1泊上限2万円)

20,000円×50%=10,000円(上限額以内)

(内訳)10,000×70%=7,000円 ー旅費割引

    10,000×30%=3,000円 ー地域共通クーポン

旅費の50%は1万円で上限額以内なので、補助されるのは1万円です。

旅行者の旅費負担は13,000円です。

 

ケース2 : 1人2泊10万円の旅行にいく場合
本来の1人あたりの旅費は10万円

→キャンペーン適用後(旅費の50%、宿泊旅行の場合は1泊上限2万円)

100,000円×50%=50,000円(2泊のため上限4万円)

(内訳)40,000円×70%=28,000円 ー旅費割引

    40,000円×30%=12,000円 ー地域共通クーポン

旅費の50%は5万円ですが、上限が4万円のため、補助されるのは4万円までです。

旅行者の旅費負担は72,000円です。

 

ケース3 : 1人3万円の日帰り旅行にいく場合
本来の1人あたりの旅費は3万円

→キャンペーン適用後(旅費の50%、日帰り旅行の場合は上限1万円)

30,000円×50%=15,000円(日帰り旅行のため上限1万円)

(内訳)10,000円×70%=7,000円 ー旅費割引

    10,000円×30%=3,000円 ー地域共通クーポン

旅費の50%1万5千円ですが、上限が1万円のため、補助されるのは1万円までです。

旅行者の旅費負担は23,000円です。

 

 旅行代金よっては補助額が上限額の制約を受けるケースが出てきますので、注意してください。

 

4、連泊回数、利用回数に制限はない
1回の旅行での連泊数や、キャンペーン開始後の利用回数に制限はありませんが、このキャンペーンは政府の観光促進事業のため、1兆1千億円という予算内での事業となります。

したがって、キャンペーンが7月22日から始まって、予算額に到達するした時点でおそらく終了となるのでしょう。 

 

どの旅行業者から予約しても大丈夫なの?

このGo To Travelキャンペーンはどの旅行業者のWebから予約しても補助が受けられるのでしょうか?

Go To Travelキャンペーンの対象となるには旅行業者がこのキャンペーンに参加している必要があります。多くの大手旅行代理店やWebの旅行会社が参加を表明しています。

 

・旅行会社

JTB日本旅行、HIS、近畿日本ツーリストANAトラベラーズなど

・旅行サイト

楽天トラベル、じゃらん、一休.com、J TRIPなど

楽天トラベルからの予約はこちらからどうぞ!

 

国内の多くの旅行代理店での予約でキャンペーン対象となりますが、注意したいのが日本独自の施策のため、Expediaなど外資系のWeb専門サイトでは今後も適用が難しいことが予想されます。

 

また、旅行会社や都道府県、市町村などの地方自治体が独自でGoTo割引キャンペーンを行うことを告知しています。今回のGo To Travelキャンペーンがそういった独自キャンペーンと併用できるか、どちらを適用する方がお得かは確認していく必要があると思います。

 

関連記事:大阪府の「いらっしゃいキャンペーン」でお得に泊まろう!

 

最後に、この事業で大切なことは観光促進を行うとともに「新しい旅のエチケット」を普及させることです。

感染が完全に収束しない、予防ワクチンや薬がない中においては最低限の感染、罹患防止策をしっかりと講じる必要があります。

業界や国交省策定による以下のようなエチケットを守って今後の旅行を楽しみたいものです。

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国土交通省観光庁HPより引用

 

ま と め
Go To Travelキャンペーンは

◆7月22日以降開始する旅行会社や宿泊施設へ申込んだ国内宿泊または日帰り旅行が対象。

◆キャンペーンによる補助は旅行代金の50%ですが、宿泊旅行は1人1泊20,000円、日帰り旅行は1人10,000円が上限。

◆キャンペーンを通じて新しい旅のエチケットを身につけ、また周知する 。

 

いよいよ巣ごもりにも飽きてきた頃、もうすぐ夏休みもスタートします。しっかり感染予防エチケットを守って、お得に旅行をしてみてはどうでしょうか?

 

楽天トラベルはこちらからどうぞ!

Go To Travelキャンペーンの予約対象になっています。

 

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