世界的なホテルグループの一つであるマリオットの会員制度マリオットボンヴォイでは2020年10月現在、ゴールドエリート会員が短期間に一定数宿泊するとプラチナエリート会員へステップアップできるプラチナチャレンジが新型コロナウィルス禍により停止しており再開の目処もたっていません。
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その代わりとしてか「ステータスマッチ」が始まっており、ステータスマッチ申込が承認されるとすぐさまマリオット系ホテルでプラチナエリート会員の待遇が受けられます。
ステータスマッチってどういう仕組?
「ステータスマッチ」って聞き慣れない言葉かもしれないので説明しますと、他社(他グループ)ホテルの上級会員の人を一定条件のもと、自社ホテルの上級会員に鞍替えできる制度です。
他社ホテルのステータスを自社ホテルのステータスに合わせる(マッチさせる)ということです。
例えばヒルトンゴールド会員の人がマリオットに宿泊した実績がなくても、ステータスマッチで即マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員になることができます。
ステータスマッチをする側のホテルにしてみると、他社で上級会員になれるくらいの上顧客を自社へ囲い込むことができるところがメリットです。
今回そのステータスマッチをマリオットボンヴォイが行うというもので、具体的な方法や条件をご紹介します。
・スイートルームを含むお部屋へのアップグレード
・エグゼクティブラウンジへのアクセス
・朝食無料(ウェルカムギフトとの選択)
・ボーナスポイント150%
・16時までのレイトチェックアウト
などがあります。
◆参加条件
・マリオットボンヴォイのシルバーエリート会員、ゴールドエリート会員のいずれかであること。
・指定された他社ホテルの上級会員であること。
・指定された他社ホテルでの過去12ヶ月分の宿泊実績を提出できること。
マリオットボンヴォイのシルバーエリート会員になるには年間10泊、ゴールドエリート会員は年間25泊する必要がありますが、SPGアメックスカードに入会するとすぐさまマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員になる事ができます!
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2点目の上級会員であること、と3点目の12ヶ月分の宿泊実績はスクリーンショットでの提出が必要です。
・ステータスマッチ承認後から90日以内にマリオットボンヴォイの公式HPを通じて15泊以上することができると、2022年2月までプラチナのステータスを維持することができます。
※旅行代理店経由での宿泊予約やポイントでの無償宿泊は対象外になります。
これまでのプラチナチャレンジは3ヶ月以内に16泊することが条件でしたのでステータスマッチとほぼ同条件と言えますが、プラチナチャレンジは条件を達成して初めてプラチナエリートの待遇が受けられました。
しかしステータスマッチは承認された時点でプラチナエリートの資格を得ることができますので、プラチナ待遇を受けながら15泊の宿泊修行を行なっていくことができます。
本来マリオットボンヴォイのプラチナステータスは年間50泊が必要ですが、ステータスマッチなら90日間で15泊すれば2022年2月までプラチナエリート会員になることができるというわけです。
どのホテルの上級会員からステータスマッチできるのか?
ではどの他社ホテルの上級会員を保有していれば、ステータスマッチに参加できるのでしょうか?
対象となるホテルとそこでのステータスは下記の通りです。
ヒルトンゴールド、IHGプラチナからが狙いやすい!
注目はヒルトンホテルゴールド会員、IHGプラチナ会員からのステータスマッチではないかと思います。
ヒルトンホテルのゴールド会員はヒルトン・オーナーズVISAカードの発行で誰でもなる事ができたからです。
「できたから」というのはこのカードは2020年6月30日で新規入会受付終了、ヒルトンゴールド会員の資格も2022年2月で終了します。
既にこのカードを持っている人なら、ヒルトンのゴールド会員の資格でステータスマッチを申込む事ができます。
他にはアメリカンエクスプレスのプラチナカードを保有すれば、以下の4つのホテルグループの上級会員になる事ができます。
・マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員
・ヒルトンゴールド会員
・ゴールデンサークルジェイド会員(シャングリラホテル)
・クラブカールソンゴールドエリート会員(カールソンデジドールホテルズ)
アメックスのプラチナカードならマリオットのゴールドエリート会員にも成れて、ヒルトンのゴールド会員にも成れますので、ステータスマッチの参加要件を満たす事ができます。
ただし、アメックスのプラチナカードは年会費13万円(税抜)と年会費が高額になりますので、今回のステータスマッチのためだけに作成するのはオススメできませんが…。
ヒルトンVISAゴールドカードが新規で加入できない今、お手軽感があるのが インターコンチネンタルホテルグループ(以下IHG)で年会費200USD支払うとインターコンチネンタルアンバサダーになる事ができる有料会員制度があります。
200USDの年会費を払ってアンバサダーになるだけでIHGのプラチナ会員になる事ができますので、ステータスマッチの参加条件を満たす事ができます。
条件にあるどのホテルの上級会員にもなっていない方はこのインターコンチネンタルアンバサダーからIHGプラチナ会員になる事が手取り早いのではないでしょうか。
ステータスマッチの申込方法について
ステータスマッチの申込はマリオットボンヴォイの公式ホームページから行います。
→Marriott Bonvoy Status Match | Sign in
①まずはご自身が保有する他社ホテル名とそのステータスを選択します。
②ご自身が保有するステータスを証明するためWebのマイページなどでそのスクリーンショットをアップロードします。
次に、そのステータスを展開するホテルでのこの1年間の宿泊記録のスクリーンショットをアップロードします。
これだけを入力して送信すると、ステータスマッチ申込受付のメールが届きます。
10営業日以内にステータスマッチの可否がメールで送られてきますので、無事承認されると、まずは90日間プラチナステータスが始まります。
提出するホテルの宿泊記録についてですが、こういった新型コロナウィルス禍のため多数の宿泊実績は必要ないものと思われますが、さすがに0泊では承認になるのは厳しいかと思いますので、せめて1泊はしておきたいところです。
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・今まで一度もマリオット系のホテルに宿泊した事が無くても、ヒルトン系列やインターコンチネンタル系列などの上級会員であれば、ステータスマッチですぐさまマリオットボンヴォイのプラチナエリート会員になる事ができる。
・ステータスマッチ承認後90日以内に15泊以上できれば2022年2月までプラチナエリートを継続する事ができる。
・90日間の15泊の宿泊修行中もプラチナエリート会員の特典を受ける事ができる。
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