観光、ビジネス共に需要が多く、航空会社、鉄道会社がドル箱路線とする大阪→東京へ東海道在来線を乗り継いで行った行程の後編です。
前編を見てない方はまずはこちらからどうぞ。
大阪から乗り継いで静岡県の浜松に到着しました。
名物のうなぎを頂くために一旦改札を出て食堂を探しましたが、弁天島に寄り道していた事もあり時間の都合からうなぎの駅弁を買って食べることにしました。
浜松駅の駅ビル構内にあるビックカメラ館に「浜名湖うなぎ 丸浜」という食堂があります。イートインの他、うなぎ弁当の持ち帰りもできます。浜名湖の漁協直営店のようで美味しいうなぎが頂けそうです。
ホームページ:食堂のご案内 | 浜名湖うなぎ 丸浜|浜名湖養魚漁業協同組合(公式)
私はそこで「うなぎ弁当浜名湖」(1,800円)を購入しました。
ささっとかき込むにはいいお値段ですが、時短にもなるので浜松駅ホームに持ち帰って頂きました。
引き続き旅は続きます。
13:12に浜松から静岡行きに乗車します。ここから静岡まで天竜川、大井川、安倍川とアルプスから遠州灘、駿河湾に流れてくる大きな川が続きます。
大井川はその川幅から東海道の難所と言われ、また冨嶽三十六景の「東海道金谷ノ不二」にもあるようにこの辺りから徐々に富士山が見えてくるようです。
静岡駅は東西に長い静岡県の中間地辺りにあり、14:22ここで一旦電車を乗り換えます。
次は14:33発の熱海行きに乗車します。大阪を出て7時間、疲れが出てくる上に長ーい静岡県を通過するのは正直退屈してきます。
途中、由比では東名高速と国道1号線と並走して海のすぐそばを通過していきます。
休憩も兼ねて富士山を間近で見ようと、15:03富士川で下車しました。富士川駅というだけあって事前に調べたところ、晴れた日には駅のプラットホームから富士山がハッキリと見えるポイントです。
富士川自体は数人が下車するだけの寂しい駅でした。富士山を見るためにプラットホームの東の端へ向かいましたが、この日は大変残念なことに厚い雲がかかっており、その姿を見ることはできませんでした。
致し方なく、15:23再び熱海に向けて富士川を出発しました。
田子ノ浦、三島を通過し長いトンネルを抜けると16:09温泉地熱海に到着です。
熱海温泉に行く人、帰る人がホームですれ違います。
ここ熱海で最後の乗り換えをします。16:21上野東京ライン小金井行きに乗車します。
熱海を出るとすぐに神奈川県に入り湯河原、小田原と温泉地を通過します。
茅ヶ崎、平塚を経て17:40に横浜に到着です。もう、東京はすぐです。日も暮れ始めてきました。
横浜を出てしばらく、多摩川を渡るとようやく東京都に突入です。品川、浜松町に着く頃には東京タワーが煌々と夜景に収まっていました。
有楽町を通過して、18:07東京駅7番線に入線しました。
朝、大阪を出発して10時間43分で東海道線大阪→東京を走破です。
体力的に大変疲れましたが、在来線に乗車することでこれまで新幹線や飛行機で通過していた土地の景色や地元利用客などローカルな雰囲気を味わうことができます。
私は1日で一気に走破しましたが、グルメや観光もしながら5日程度かけてゆっくりと巡るのもいいかと思います。
気になる費用ですが、私は浜松で一回下車していますが、大阪ー浜松5,300円、浜松ー東京4,620円でしたので合計9,920円でした。
(余談ですが、東京駅で乗り越し精算する時に駅員さんに「浜松からです」って言うと、浜松町と勘違いしたらしく、しばらく考えた後に運賃の計算をし始めました)
時間と体力は必要ですが、安く移動できますので許容できるのであれば片道くらいは在来線を利用してみてもいいかもしれません。基本的に新幹線が並走していますので、疲れてきたら途中から(もしくは途中まで)新幹線を利用してみてもいいかと思います。
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