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旅客機・エアライン検定を受験してきた!内容は?難易度は?

2019年新設された「飛行機・エアライン検定」をご存知でしょうか?飛行機マニアやマニアでなくても飛行機、旅客機が好きな方ならチェックした人も多いのではないでしょうか?

旅客機・エアライン検定 公式サイト

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今回10月27日に開催された第1回飛行機・エアライン検定を飛行機好きの私が2級を受験してきましたので、その勉強法や試験内容や難易度をご紹介します。

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そもそも飛行機や旅客機が好きな人も得意分野があると思います。鉄道でいうところの乗り鉄撮り鉄です。

例えば、

ANAJALアメリカン航空といった旅客機が好きな人

・F22といった軍用機が好きな人

・ヘリコプターが好きな人

 

さらに、

・乗るのが好きな人

・写真を撮るのが好きな人

・空港が好きな人

・航空管制(エアバンド)が好きな人

・タイムテーブルが好きな人

マイレージが好きな人

・機材が好きな人

・CAの制服が好きな人…等、様々な得意分野があると思います。

 

飛行機・エアライン検定では基本的に旅客機に関する知識が求められます。

旅客機のことであればその範囲は幅広く、飛行機の歴史、エンジン等のメカニックや機種、航空管制、航空会社、コクピットや客室の機内、マイレージ等様々な知識が求められます。

 

飛行機・エアライン検定は旅客機・エアライン検定実行委員会が主催で日本航空(JAL)が全面的にバックアップしています。

公式テキストも徳間書店から発売されています。徳間書店といえば1992年のスタジオジブリ作品「紅の豚」の制作を手掛けており、その時もJALと共同で制作しています。

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◆試験概要

受験級:3級(飛行機好きの初心者対象)、2級(飛行機を愛する中級者対象)

試験時間:両級とも60分

解答方法:両級とも4者択一(問題数は両級とも80問)

合格ライン:両級とも70%程度

検定料:3級5,000円、2級6,000円 両級併願10,200円(中学生以下学割あり)

受験地:東京、名古屋、大阪

 

試験対策としては公式テキストをしっかりと読み込んでください。文中には太字もありますが、太字以外やワンポイント知識のように欄外に書かれた事柄についても出題されます。

私が特に手こずったのは、ライト兄弟の初飛行以降の進化した飛行の歴史と、ジェット機が開発される前からのボーイングエアバスの発展過程で、人物名や機種名、その特徴を歴史の流れ順に覚える必要があります。

 

また、航空管制についての出題もあり、普段航空管制(エアバンド)を聞きなれない方には初めて聞く言葉や仕組みもあり、覚えるのに時間がかかるところかもしれません。

 

あとは、日本に就航する国内外のエアラインの名前やIATAコード(ANAならNH)、そのエアラインの特徴を機体の写真付きでまとめたページもありますので、尾翼の写真を見てどこのエアラインか、IATAコードは何か一通り覚えておく必要もあります。

普段から関空や成田等国際空港で飛行機を見るのが好きな方は得意かもしれません。

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※飛行機・エアライン検定公式HPのテキスト内容から引用しています。

 

ANAJALの上級マイル会員の資格についての記載やマイルに関連してどの航空会社がどのアライアンスに加盟しているかも覚える必要があります。

 

2級と言えどもすごく細かい所まで知る必要は無く、基本的にテキストの中から出題されますので、テキストに書かれていることをしっかりと覚えておけばOKです。

折角ならぜひ2級にチャレンジしてみてください。

 

では実際にどのような問題が出題されたのでしょうか?

残念ながら著作権の問題があるので、問題文をそのままご紹介することは避けたいと思いますが、少しアレンジしてイメージでご紹介します。

例えば、簡単なところで言えば、

・次の中からワンワールドに属するエアラインはどれか?

1、ANA 2、デルタ航空 3、マレーシア航空 4、エティハド航空

 

・次の中から年間の旅客数が3位の空港はどれか?

1、アトランタ空港 2、上海浦東空港 3、ロサンゼルス空港、4、シカゴオヘア空港

 

少しマニアックなところで行くと、

・空港に着陸する航空機への管制指示で、先行機がA380で後続機がB767の場合何分間のインターバルを取る必要があるか?

1、2分 2、3分 3、4分 4、規定なし

 

こんな一見難しい問題でもテキストをきちんと読み込んでいれば簡単に回答することができます。また、公式テキストにある模擬問題からもそのまま出題されます。

 

協賛がJALなので、JALにまつわる問題も1問、2問出るかもしれません。ちなみに第1回は写真と共に現在のJALの制服は何代目かを問う問題でした。

 

60分で80問なので1問にかけられる時間は40秒程ですが、問題を読めばすぐに答を導き出せる問題も多く、私は15分程度時間が余りました。余った時間で、回答に自信のない問題の見直しを行いました。

ちなみに、私の自己採点では63問/80問中正解なので、合格ラインが70%なら合格しています!

 

ここからは余談ですが、この公式テキスト及び試験問題、実は誤植(書き間違え)が多数あります。さらに試験問題では選択肢に正答のない、回答ができない問題もありました。

これらについては試験数日後メールと公式サイトでお詫びがあり、3級に関しては1問、2級に関しては4問も問題文及び選択肢不備の為全員正解となる問題がありました。

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公式テキストの誤植は「てにをは」に関する物や誤変換によるもの等で読んでいて疲れるというか、笑えてくるほどのものです。

試験問題の不備は受験者も高い検定料を支払っているので、きちんとしてもらいたいものです。

第1回目ということもあり、これから改善されることを期待します。

 

飛行機雑学には自信があるという方、次回開催日は未定ですが、機会があれば腕試しで受験してみてはどうでしょうか?

 

 

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