有明海にそそぐ北九州の一級河川である筑後川に架かる筑後川昇開橋は上下可動式の珍しい橋で国の指定重要文化財になっています。
mile de-mile撮影
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→ご参考:国指定重要文化財 筑後川昇開橋HP
場所は佐賀県佐賀市内の筑後川に架かっておりJR長崎本線の佐賀駅から路線バスで20分ほど、昇開橋前停留所で下車します。
Google Mapより引用
Google Mapより引用
筑後川昇開橋は1935年に国鉄佐賀線の筑後川に架かる鉄橋で福岡県大川市と佐賀県佐賀市をつないでいました。橋の全長は約507mで稼働部分は約24m、昇降幅は約23mあります。
mile de-mile撮影
1987年に佐賀線が廃線となり、1996年に川を渡る歩道として鉄橋は残されました。
mile de-mile撮影
橋の真ん中付近に橋を可動させる機械室があり、鉄橋の下を船が通る時は地元の方とみられる係員の方が橋の上下操作を行っていました。
可動部分が上がっている時は船が通過できます。
mile de-mile撮影
1日に8回上下するタイミングがあり、大きな鉄橋にある滑車やワイヤーの機械仕掛けで橋が上下するのは非常に見応えがあります。
(※月曜日は休業日です!)
mile de-mile撮影
(係の方に上下させて欲しいとお願いしたら、指定時間以外でも可動するところを見せてくれました。無理承知でお願いしてみてもいいかもしれません、もちろんその日の可動回数などで聞いてくれないかもしれませんが…。)
筑後川昇開橋HPより引用
現在では国内で跳ね上げたり上下する昇開橋は数えるほどしかなく非常に珍しいものです。
夜はライトアップされたり、夏には近くで花火大会が催されたりと夜景に写り込む昇開橋も粋なもののようです。
いかがでしょうか?かつて鉄道として活用された鉄橋は、今なお地元の方々の交通手段、生きた産業遺産として存在感を残しています。佐賀県の名所としてこれからも存続してもらいたいものです。
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