3大アライアンスに加盟しないフィリピン航空に関西国際空港(以下、関空)から搭乗して、サクララウンジを利用してみました。
フィリピン航空は2019年5月現在、関空からマニラ、セブ、台北(マニラ便の経由地)へ就航させています。ワンワールドなどの世界3大アライアンスに加盟していませんが、関空便は台北経由マニラ行(その復路も)を除いてはANAとのコードシェア便です。
私が利用したフライトはコードシェアではない台北経由便だったのですが、それ以外のANAとのコードシェア便の場合はANAの上級会員であれば、ビジネスクラスでなくても優先チェックイン、ラウンジ利用や優先搭乗、預け荷物のプライオリティなどのサービスが受けられるようです。
私はANAのスーパーフライヤーズカードメンバー(SFC)なので、普段スターアライアンス系のフライトばかり利用し、ANAラウンジをはじめ、タイ国際航空ラウンジ、シンガポール航空ラウンジなどを利用します。
今回は非アライアンスのフィリピン航空利用のためスターアライアンス系のラウンジではなく、フィリピン航空指定のJALが運営するサクララウンジを利用しました。サクララウンジ自体が私にとって初めての利用です。
mile de-mile撮影
そもそも関空はスペースの関係でか、あまりラウンジのクオリティーには力を入れていない気がします。国内・国際線のANAラウンジやタイ国際航空も細長く比較的狭い印象しかありません。
JALサクララウンジも距離は離れていますが、ANAラウンジなどと同じ並びにあります。ウイングシャトルの先端駅を降りてきてすぐのところです。
入口の手前にはサクララウンジが利用できる航空会社の一覧があります。基本的には日本には無いSky Teamの航空会社か非アライアンスの航空会社が利用するようです。
mile de-mile撮影
レセプションで受付けを済ませて中に入ります。15時という中途半端な時間帯ではありましたが、繁忙期からか結構利用者がいらっしゃいました。(利用者が多く細かく中の写真を撮影することが難しかったです)
mile de-mile撮影
mile de-mile撮影
入るとしっかりと食事を摂るための椅子のスペースが一番大きく、窓際にはカウンター席、その続きのスペースにもテーブル席がありあす。窓は大きく、光も十分に入り、38~41番搭乗口に到着する飛行機のタクシングが良く見えます。
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テーブルスペースから奥に入ると、少し低くクッションのついた深めのソファーが並んでいるスペースがあります。近くに窓も無く少し暗めですが、飲み物でも飲みながら音楽を聴いたり、動画を見たりとゆっくりと休みたい方には良さそうです。
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関空のラウンジはどこも狭い印象がありましたが、ANAラウンジやタイ国際航空のラウンジ、カードラウンジなどよりも遥かに広いと思います。(後でわかりましたが、ターミナルの見取り図からもこのサクララウンジが一番広くなっています)
これで人も少ない平日などでしたら、ノーストレスでフライトの待ち時間を過ごせると思います。
mile de-mile撮影
提供されているお料理は焼きそばなどの焼き物やポテトの揚げ物、サラダ。あと、旅行前の腹ごしらえに根強いファンが多いと聞くカレライスも用意されています。
(サクララウンジの自動ドアを入る前からカレーライスのにおいが漂っていたのは少し驚きましたが…)
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飲み物もコーラなどのソフトドリンクやキウイジュースなどのフレッシュジュース、コーヒー、紅茶はもちろん、ビール(キリン、アサヒ)やワイン、焼酎、ウィスキー、ウォッカなどお酒好きにも堪らない豊富な品ぞろえです。おつまみのJAL特製あられもあります。
mile de-mile撮影
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その他の設備としては、周囲が気になりにくい作業用のテーブルとその隣にはコピー機。パソコンを持ち込んで搭乗までに仕事を行うことも可能です。
mile de-mile撮影
また、ロッカーもありますので1人で来ていて立ち歩く際に貴重品が気になる方はロッカーに入れておいても良いと思います。
mile de-mile撮影
お料理、飲み物の種類も豊富で、関空一ラウンジのスペースも大きいので、フライトまでの時間を十分リラックスして過ごすことができるサクララウンジ少し時間に余裕を持って関空を訪れて、是非利用してみてはどうでしょうか?
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