日本から3〜4時間と近く、毎日何便も就航している香港🇭🇰
中国のようで、中国本土よりインフラも整っている香港🏙
グルメや観光、エステなどで昔から日本人に大変人気がある香港🍜
読者様の中にも訪れたことがある方は多いのではないでしょうか?
そんな香港のグルメといえば、飲茶(やむちゃ)や広東料理、ローカルスイーツが有名ですが、中華料理に飽きてきたら新鮮な魚介類を食材にした食事はいかがでしょうか?
九龍側(大陸側)の東部にある鯉魚門(れいゆーむん)という漁村に行けば、生け簀に入った新鮮な魚介類をその場で調理してくれます。
ローカル感たっぷりなので、食材を選んだり、値段交渉をしたりでマンネリ化した香港観光の中に刺激があります😏
アクセスは九龍側の中心街からなら地下鉄の觀塘線で東へ、油塘駅で下車。
もしくは、香港島からなら港島線で北角まで行き、將軍澳線に乗り換え油塘駅で下車します。
油塘駅からは東へ行った油塘中心近くから24番のミニバスが出ていて、5分程度で鯉魚門の入り口近くのバス停に到着します🚌
歩いても広ろ目の道を10〜15分程度で、一部歩道も整備されているので、お腹を減らすために歩いてみるのもいいと思います🚶♂️
そんな鯉魚門の入り口には鯉のモニュメントが立っています🐡
入り口近くには観光バスの停車場や駐車場があり、進んでいくと両側に食堂が現れます。
そのまま進むと、両側に鮮魚問屋を兼ねた海鮮食堂が出てきます。
店の前には水槽が並んでいて、 魚や貝類、エビなどが生きたままディスプレイされています。
冷やかしながら歩いていると、店の大将や店員が声をかけてきます。
ところどこ日本語が混じって「食べていかないか?」みたいな呼び込みをしてきます。
一通り見学して、値段の相場などを掴みましょう。
基本は広東語ですが、単語レベルで英語もよく通じますし、日本語が少しできる人もいます😀
何の食材なのか、どうやって調理するのが良いのか、値段はいくらかなど会話を楽しむ気持ちで、カタコト英語と日本語で交渉をしてみましょう。
香港はよく英語が通じます👍
特に値段は定価があってないようなものなので、言い値から半額くらいになるまで、必ずちょっとずつ値下げしていきましょう💰
こちらの希望金額で折れてくれれば、ラッキーですし、折り合わなければ違う店に行けばいいです。(「その値段なら別の店のほうが安いから、そっちに行くよ」と言って演技して相手を焦らすのも、値段交渉の醍醐味ですね)
商品を見せてくれといえば、熱心に説明してくれ手にとって間近で見せてくれます。
とにかく1円でも安く、絶対騙されないぞ!などと思わずに、店員と十分コミュニケーションを取って交渉を楽しみ、自身の交渉術を身磨きましょう❗️
値段と量と調理方法を伝えます。
エビとシャコを適量購入すると、生け簀に隣接するレストランに案内してくれました。
ちなみに、今回は「金輝海鮮酒家」といところでお料理をいただきました。
まず席に着くと、レストランの店員が改めて調理方法を確認しにきます🦐
中国ではお決まりのお茶が出されました🍵
それとは別に注文したビールを飲んで待っていると、茹でられたエビと味付けしてフライにしたシャコが出されました🔪
これだけ食べて、値段は…、忘れてしまいました(笑)
肝心なところですよね。でも、食材と調理費込みで100HKD程度であったと思うので、決して高いこともないと思います。
〜鯉魚門で食事をする際の注意点おさらい〜
◆現場に着いたら、一旦いろんなお店を冷やかしてみる。
愛嬌のいい店員さんなら声をかけてきて、どんな食材なのかや相場を教えてくれます。
◆必ず値段交渉をする。
定価はないので、店員の言い値とこちらの交渉によって値段は決まります。広東語が話せなくても、少しの英語とカタコトの日本語で会話はできます。
初めは戸惑うでしょうが、何軒か覗いてみると交渉の仕方もわかってきます。
◆最終的な値段には調理の手間賃も入る。
海鮮問屋で食材の値段交渉を行うが、その食材を調理してくれるレストランの調理費も別途かかってくることを覚えておきましょう。
◆1、2人より大勢で行く方が沢山の食材が食べられ、割安感がある。
◆生の食材には手を出さない。
食材は必ず、茹でるかフライするか、焼くかで加熱消毒を行ってください。たまに刺身などを食べていることもありますが、基本的には火を通して食べるのが無難です。
ここ鯉魚門は非常にローカル感のある海鮮問屋街で、生け簀から直接食材を購入して隣接するレストランで調理してもらうという、普段のレストランとは少し違った雰囲気が味わえます。
香港の雑踏に疲れたら、鯉魚門で新鮮な魚に舌鼓を打ってみてはどうでしょか⁉️